経絡@roma ~五行の泉 肝④~花粉症その2
前回、からだに侵入してきたものを異物としてみなし、排出するためにアレルギー反応が出るというお話をしました。
そのようにして私たちは自分のからだを自身で守っているわけなんですが、その“守る力”が弱まっていると、さまざまな症状が現れます。
自分を守ってくれる免疫細胞は腸にも多く存在し、小腸と大腸の二段階で免疫機能が調整されているそうです。
中医学的には、小腸は心臓、大腸は肺とそれぞれに影響されやすい関係。
風邪(肺)を引いてお腹(大腸)を壊す、、、という例がわかりやすいでしょうか。
そして、肝は肺と相克(傷つけ合う)関係にあります。春の時期に腸を調えることは肝機能を調えることでもあり、さらには、肺の季節=秋に出やすい不調が改善されていき、秋の花粉症が楽になるという流れがあります。
イラストは腸内のイメージ図。広げるとテニスコート一面分にもなる私たちの腸内には、約100~300種、約100~1000兆個、重さにして約1. 5~2kg(!)の腸内細菌が花畑のように多種多様に生息しており、その様子から【腸内フローラ】と表現されます。
腸内細菌の代表が、よく知られている乳酸菌。
その乳酸菌にとって必要な成分は、糖、アミノ酸、ビタミンB群、そして、マンガン、マグネシウム、鉄などのミネラル❣️
適切な食事はもちろん、乳酸菌の良質なゴハンであるミネラルを摂取することも必須です。
ことに、植物性のミネラルは吸収率が98%‼️5~10%といわれる鉱物性ミネラルとは格段の差です。腸を元気にして、脳も肝機能もスムーズに働くよう、意識してミネラル飲料を摂ろう🙌ミネラルにご興味ある方、コメントください!